西太后も愛用していました!美顔ローラーを使うとお肌は若返るというのはホント?
中国の近代史で最も有名な女性権力者で、若さと美・とりわけお肌の美しさには強い執着があったといわれる西太后。
西太后はお肌の美しさを保つために、あらゆる美容術を実践していたとしても有名です。
中でも、現代の私たちが身近に感じられる美容グッズが、美顔ローラーではないでしょうか?
「え!」と驚かれる方も多いと思うのですが、西太后は忙しい政治の合間を縫っては美顔ローラーでお肌をコロコロしていた、アンチエイジングの鬼だったのです。
西太后の美顔ローラーは宝玉製!
西太后の使っていた美顔ローラーの実物は現代でも大切に保存されていて、北京・故宮博物館に展示されています。
その材質や細工にも、もちろん贅を尽くした至高の逸品です。
・メノウ・ヒスイ・水晶など大粒の宝玉5玉にでこぼこをつけたタイプのもの
・大粒の1粒メノウを楕円体(ラグビーボールの端が丸くなったような形状)にしたフラットタイプのもの
当時から宝石にはそれぞれの種類によってパワーが宿っているといわれていました。たとえばヒスイは、中国で皇帝の象徴とされ、強いヒーリング効果があるといわれていました。
西太后もそんな宝石のパワーを、お肌のアンチエイジングに役立たせたい!という意思を持っていたのかもしれません。
美顔ローラーはアンチエイジングスキンケアにむかないの?本当のところを検証!
西太后も愛用していたという美顔ローラーですが、使い方を間違ってしまうとアンチエイジングどころかお肌を老けさせる原因の一つになってしまうので注意しましょう。
その間違った使い方とは…ずばり「強くコロコロし続ける」こと!
お肌は外から強い刺激を加えられると、肌内部を守ろうとある防御反応を発動します。
具体的には
・角質層を厚くして外部から守る
・メラニン色素を作り出し、真皮にダメージが届かないようにする
の2点です。
つまり美容ローラーを使いすぎることで
・お肌が固くなりゴワゴワする、角質が厚くなるので乾燥しやすくなる
・メラニン色素ができ、そのまま沈着するとくすみやしみの原因となる
という、美肌とは真逆の道を歩むこととなってしまうのです。
美容ローラーは程よく使えばお肌も喜びます!
美顔ローラーを使う時のコロコロの強さはどの程度が最適なのか、気になりますよね。
メーカーやグッズの種類によっても違ってきますが、美顔ローラーのコロコロの強さは「肌をなでるくらい」と思っておけば間違いないでしょう。
お肌がローラーに引っ張られて寄ってしまうほどゴロゴロ転がすのは、美容ローラーの使い方としては強すぎます。
また、転がす向きは下から上・内側から外側へ、が鉄則です。リフトアップと老廃部を流すために、必ず守っておきましょう
西太后のお肌に美顔ローラー効果はあったの?
西太后は74歳でこの世を去りましたが、40代に見えるお肌のハリと透明感を持っていたと伝えられています。
シミやシワもない美しい肌を叶えてくれた一つの手段が、美顔ローラーでのスキンケアであることに違いありません。