アンチエイジングの真実 見た目が若い人の方が長生きすることが社会実験で証明!
歳を重ねていくとともに現れてくる見た目の老化は、鏡を見るたびに心の底からネガティブになってしまうものです。
実は近年、そんな見た目年齢と長生きの関係を示す大変興味深い社会実験がデンマークで行われ、驚きの結果が発表されました。
同じDNAを持っていても見た目の老化度は変わる
その実験とは「見た目年齢と寿命の関係」を証明するというもの。
デンマークの研究所が試みたその方法とは、まず913組の一卵性双子を集めることから始まりました。
集める条件は一つ「平均寿命の前10歳以上の年齢の一卵性の双子」、それだけです。
デンマークの平均寿命は約79歳。
つまり70歳以上の一卵性双子の方を集めたというわけです。
一卵性双子はご存知の通り、まったく同じDNAを持って生まれていますが、70年以上それぞれの人生を紡いでいれば見た目の老化度も違ってきます。
この実験では双子の方を、「見た目が若々しいほう」「見た目が老けているほう」の2グループに分けて、その後7年後彼らの生存率がどうなっていたのかを追跡するという手法で行われました。
その結果、なんと見た目が若いグループの方が圧倒的に長生きしているということが分かったのです。その差はなんと2倍!
このことから「見た目年齢」は明らかに体の老化と深いつながりがあるということが、この実験で証明されたのです。
お肌や髪のアンチエイジングは体の中からもケアしましょう
お肌も内臓も、体のすべてを老けさせる原因は活性酸素です。
活性酸素は、体の細胞にテロリストのように攻撃して深い傷を負わせ「酸化」させます。つまり「体がサビる」のです。
鉄がさび付いて朽ち果てていく姿を思い浮かべるとわかりやすいでしょう。鉄サビと同じように、細胞のサビもまたもとに戻ることはありません。恐ろしいですね…。
この厄介な活性酸素が細胞を傷つける前に除去してくれるのが、ポリフェノールを代表とした抗酸化物質です。
栄養補助食品やサプリメントでも抗酸化物質は補給できますが、おすすめなのはやはり生の食材から摂るフレッシュな抗酸化物質です。
抗酸化物質は特に植物の皮の部分に多く含まれていますので、リンゴやブドウなど皮つきで食べられるものは丸ごと食べるとよりたっぷり摂ることが出来ます。
見た目に何かしらのエイジングサインを感じたら、それは内臓も老けているということに他なりません。
アンチエイジングケアは体の中からも外からも同時に行ってこそ、本当の力を発揮してくれるということなのですね。