「献血でアンチエイジング出来る」というウワサは本当?むくみも楽になることも体感できます

2015/06/20体内コメント(0)

A150608

 

 

街や駅構内、最近ではショッピングセンターの一角などにも「献血コーナー」が良く見られるようになりました。

バイオサイエンスがこれだけ進化している時代でも、やはり人口血液を完璧に作り出すことは実現しておらず、まだまだ献血によって多くの方たちの命が助かっているのが現状と言えるでしょう。

 

実はそんな献血に、アンチエイジングや美容面で・健康面でも嬉しい働きがあるという噂をご存知でしょうか?

ここでは献血20年・回数は歳の数以上の筆者が、実際に体感した献血の体と心への働きについてレポートします。

 

 

全血献血は「瀉血(しゃけつ)」と同じ効果が期待!

 

献血は、体の中から血液を抜いて寄付することを言いますが、実は健康のために血液をわざと抜く「瀉血(しゃけつ)」という治療法があります。

東洋医学でも古くから「女性が男性よりも長生きするのは、毎月の生理で血液が使われ新旧入れ替わるから」と考えられていて、長い歴史の中でも瀉血は「血液のデトックス法」として健康維持のために支持されてきたことがわかります。

 

血液の赤血球にはたくさんの鉄分が含まれています。

鉄は酸化しやすい物質ですので、体内に発生する活性酸素と結びつくことで血液の酸化を早め、ひいては体全体を巡ってどんどん老化させてしまうのです。

 

もちろん血液中の赤血球などの成分も、代謝機能で新しいものと徐々に入れ替わりはします。

しかし、瀉血や献血で体に害がない量の血液を強制的に抜いてしまうことで、血液の成分の代謝を早めて、酸化を防ぎ、老化を遅らせることが期待できるのです。

 

 

筆者が体感!成分献血をするとブーツがゆるくなるほどむくみ軽減

 

全血献血では、血液を丸ごと寄付することで新しい血液が体の中に生み出されることが期待できますが、成分献血でもむくみ軽減できるという嬉しい効果を実感できます。

成分献血は、血小板と血漿(どちらも出血を抑えるために必要な成分)だけを取り出して残りの成分を体の中に戻す献血法で、全血よりも体への負担は少ないのが特徴です。

成分献血は、血小板と血漿とともに400mlほどの血液中の水分を寄付するのですが、直接血液中から水分が抜かれるのでむくみが軽減すると実感する方が多いです。

 

筆者や知人も、成分献血をした後はブーツのふくらはぎ部が緩んだり、寝起きの顔がすっきりしていたりと、むくみ軽減を何回も体感しています。

 

 

献血後の注意点やちょっと知っておいてほしいこと

 

献血後は体の吸収力高まっているため、終わってからジュースを飲んでは元も子もありませんので、お茶か水を飲みましょう。(献血ルームのほとんどはジュースやコーヒーなど飲料が飲み放題です)

 

また献血後の休憩中には、献血ルームにおいてある冊子などにもぜひ目を通して、献血した血液がどのように使われているのかを知るのもいいですね。

筆者のおすすめは「アンパンマンのエキス」という、ある小児ガンの男の子と輸血用血液との物語をつづった小冊子です。

 

見た目の若さも心の柔らかさも、体の健康から生み出されるもの。

始めは気軽な気持ちで献血に行った筆も、献血を深く知れば知るほど、いつまでも献血が出来る若々しい体と心を維持していきたい!と強く考えるようになりました。

 

献血は、協力してくださった方に血液検査の結果も郵送で送ってくれますので、もし未経験の方はぜひ一度「アンチエイジング」をきっかけに足を運んでみてはいかがでしょうか?

PAGE TOP ↑