夏のお肌に襲いかかる毛穴熱風!冬の乾燥をしのぐ恐ろしい毛穴破壊力とは?

2015/08/21基礎知識コメント(0)

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夏の空気は湿度を多く含むため、お肌もしっとり乾燥知らずという印象があります。

さらに気温が高いためもちろん肌も汗ばみやすく、ますますお肌のうるおいは十分という気がしてきますよね。

 

ところが、2015年5月に日本気象協会とコスメブランド・ポーラが、「毛穴熱風」という夏特有の「毛穴を広げてしまう風」の存在を発表したことで、それまでの夏のスキンケアが間違っていたのでは?という声が多く上がるようになりました。

 

 

毛穴熱風には山と海の2種類があります

 

毛穴熱風には、「山」と「海」からなる2つの種類があります。

1つ目は、フェーン現象によって起こる山の毛穴熱風です。

 

フェーン現象とは、夏に海側から吹き込んだ湿度たっぷりの風が山脈にぶつかることによって山肌を駆け上がり、乾燥してから再び反対側の山肌に吹き降ろしていく気候現象を言います。

 

なぜ山を降ろす風が乾燥するのかと言うと、山の頂上に近づくほど気温が低くなるので空気中の水分が冷やされて水滴になり、雨雲に変わって山頂近くのに降り注ぎ落ちるからなのです。

 

夏の熱を帯びた乾燥風は、冬よりもお肌から水分を奪いさります。

肌は外からの刺激からお肌を守ろうと、失われた水分の代わりに皮脂を多く分泌させてしまうのです。

 

つまり、夏の乾燥した熱風が山から吹くと、毛穴が刺激されて広がりやすくなってしまうというわけなのです。

 

2つ目は低気圧配置によって起きる海の毛穴熱風です。

 

夏になると、山脈のある内陸部で低気圧が発生しやすくなります。

内陸部で起きるとはいえ、気圧配置は海沿いの地域にも影響をもたらします。

その場合、海上で温められた夏の熱風が勢いよく吹き込みます。

この場合、海風なので湿度は極端に低くはありませんが、風力は強いためやはりお肌を乾燥させてしまうのです。

 

ちなみに、毛穴熱風にさらされ続けてダメージを受け続けていると、毛穴の広がり面積は、なんと通常の2倍とも3倍にもなってしまうのです、恐ろしいですね!

 

広がった毛穴には、物理的にもほこりやウィルスが運び込まれやすくなり、皮脂と合わさるとニキビなどさらなる炎症の原因にもなってしまうのです。

すると毛穴の角質が厚く固くなり、お肌のかさつきは一層進んでしまいやすくなるというわけなのですね。

 

 

毛穴熱風の起きやすい地域とはどこ?

 

毛穴熱風が特に影響を受けやすい地域が発表されています。

 

東北では福島県、関東では栃木県、群馬県、埼玉県。

東海は静岡県、近畿は岐阜県、大阪府、奈良県、京都府、滋賀県。

北陸では福井県、九州では福岡県、佐賀県。

それぞれ越後山脈、鈴鹿山脈、筑紫山脈からの毛穴熱風の影響を受けています。

 

また、海の毛穴熱風は、関東ですと茨城県、千葉県、神奈川県が、東海では静岡県が、近畿では和歌山県が影響を受けていて、そして海といえば…沖縄でも吹いています。

 

 

毛穴熱風対策は徹底的な保湿!

 

毛穴熱風の影響を受けている県に暮らす女性のお肌の水分量を測ったところ、どの県も全国平均より低いことが分かっています。

つまり、夏なのにお肌が乾燥してしまっているということです。

 

毛穴熱風にさらされると皮脂が出やすくなり、一見お肌はしっとりしているように感じます。

しかし実際は、毛穴熱風で水分不足のインナードライ肌になってしまっている場合が多く、それがさらなる乾燥肌の原因となってしまっているのです。

 

もちろん毛穴熱風の注意地域にお住まいの方だけではなく、夏はクーラーなどの空調でお肌が意外に乾燥しやすいため「一見しっとり、でも乾いている」インナードライ肌には注意が必要です

 

夏だからこそ、水分をお肌になじませてからすぐにオイル分を含むコスメアイテムでしっかりふたをする「保湿」を徹底的に行うことが大切です。

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