蕎麦にしかないアンチエイジング物質に注目!美容成分たっぷりで食べないと損なメニューです
ヘルシーでさっぱりといただける蕎麦は、冬は暖かい汁でほっこりいただけ、夏はさっぱりそばつゆにつけてすすり上げる音が心地よい、1年を通して楽しめる日本料理の定番です。
蕎麦には過剰な血圧・血糖値・血中脂質を下げるなど、健康効果があるということは広く知られていますが、蕎麦のパワーはそれだけではありません!
実は女性ならば美容のためにぜひ摂取していただきたい、数々のアンチエイジング成分がたっぷり含まれているのが蕎麦なのです。
蕎麦にしかない抗酸化物質、その名はルチン
蕎麦にはルチンという強力な抗酸化成分が含まれていて、体の中に巣くう活性酸素を除去する働きを持っています。
さらにルチンには血流をサラサラにする効果もあり、お肌に出来てしまったメラニンや老廃物を排出する手助けをします。
そんなルチンの別名はビタミンP。
ビタミンPはビタミンC(こちらも抗酸化物質ですね)と相性が良く、一緒に摂取することで体の老化を防ぐ効果がパワーアップします。
蕎麦を食べたデザートに、ビタミンたっぷりの果物をいただくというのは、まさに理にかなった食事と言えますね。
一つだけ注意したい点は、ルチンは水に溶けだしやすいというところ。
蕎麦湯の中には、そばを茹でた時に溶け出してしまったルチンが豊富に含まれていますので、アンチエイジング効果を高めるためには必ず飲みましょう。
便秘を改善するヘミセルロースが蕎麦にはたっぷり入っています
蕎麦は主食となる炭水化物の中で、もっとも効率よく食物繊維を摂れる食べ物です。
ざる一枚の蕎麦(150-200g)で、約4gの食物繊維を摂取できるのですが、これは1日に必要な食物繊維の1/5に当たります。
また、蕎麦の食物繊維はヘミセルロースという不溶性食物繊維で、特にお通じを整えてくれる効果が高い物質です。
更に不溶性食物繊維には水分を吸収してふくらむ作用もあるので、満腹感を得やすく、食べ過ぎを防いでくれるのも嬉しい効果と言えるでしょう。
ビタミンBやたんぱく質もバランス良く含まれている蕎麦は低GI食物
蕎麦には他にも、お肌のターンオーバーをサポートしニキビ予防にも効果的なビタミンB群や、バランスのいい必須アミノ酸で出来たたんぱく質も含まれています。
これだけのアンチエイジング効果を秘めた蕎麦は、食べた後の血糖値の上昇を緩やかで体に優しい低GI値の食事でもあるのです。