【おすすめ】曽根 愛さんの「着ていく服が見つからない」から読み取る 大人の服選びのむずかしさ

2015/09/29おすすめ, ファッションコメント(0)

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雑誌「ダ・ヴィンチ」の挿絵や数多くの文筆家のカバーイラストなどで活躍しているイラストレーターの曽野 愛さんは、コミックエッセイストとしても活躍の幅を広げています。

 

中でも2014年6月に上梓した初のコミックエッセイ「着ていく服が見つからない」が、おしゃれとどう付き合っていけばいいのかわからなくなってしまった大人の女性たちに大きな共感を得ています。

 

あなたも今朝、ワードローブの前でたくさんの服を目の前に悩みませんでしたか?

「着ていく服が見つからない」って。

 

 

おかしいな?似合っていたはずの服だったのに…

 

この物語の主人公は、デザイン会社に勤めるフジコ。

フジコはおしゃれが好きだけれど、イマイチどうしたらセンス良く着こなせるか自信がないまま30代へとなります。

 

ところがある日、鏡に映った自分を見て20代では似合っていたはずの服が、30代の自分ではなんとなくチグハグで着こなせなくなってきた?というアレレな感覚にとらわれていきます。

 

特に大きく年齢を重ねたわけではないのに、いったいどうして?

 

そんなだれもが一度は経験したことがある「年を重ねていった時の服の選び方のお困り」や、「柄に柄を合わせるセンスのむずかしさ」「定価で買うことって本当にもったいないのかを考える」など、ついつい本の中のフジコに対して

「あるよね!あるある!」

と言ってしまいたくなるエピソードが満載なのが、「着ていく服が見つからない」の面白さです。

 

 

誰かにモテるためのコーデは結局自分自身が疲れるだけ

 

「着ていく服が見つからない」の中で特に印象的なものとして、「モテる服の最強は女子アナコーデ」というエピソードがあります。

 

フジコはある日合コンに参加するのですが、やはりせっかくの合コン。

異性との素敵な出会いを成功させたいなと思い、男性にモテるであろう女子アナ風の服をコーデして戦いに臨みます。

 

結果として、フジコは連絡先を交換したメンズと連絡を取り合うようになり、ある平日「急だけど今晩空いていたらご飯に行かない?」と彼に誘われます。

 

もちろん嬉しい気持ちになったフジコだったのですが、その日の服はいつものフジコの「着たい服」。

パーカーにデニムのショートパンツとドでかい刺しゅう入りバッグという、女子アナコーデとは程遠い物でした。

 

そのまま合コンの彼に会い夕ご飯を食べに行ったフジコでしたが、彼は女子アナコーデではないフジコにドン引きしてしまい、結局その後お付き合いするには至らなかったのです。

 

フジコに自分の経験を投影して「着ていく服が見つからない」を描いた作者の曽野 愛さんは、のちのインタビューでこういった内容を語っています。

 

「女子アナコーデをしている女性は攻撃性が無い、つまり『私は貴方に主張しない』というアイコンと男性は感じ、男性の武勇伝を上手に聞いてくれる女性だと考える。でも、実際に現代女性で全く主張しない女性はいるのかな?私は自分にこなせない役柄は疲れちゃうと悟りました。」

 

 

「着ていく服が見つからない」にはおしゃれで気持ちを上げるコツが満載

 

「着ていく服が見つからない」には、「あるあるエピソード」の他に、どうしたら大人女子が洗練されたコーデになれるのかというコツや、おしゃれだと思ってうっかりやってしまいそうなファッションの失敗など、「いったいどういった服を着ればいいの?」と悩んでいる方に役立つヒントがたくさん紹介されています。

 

秋の夜長、フジコがおしゃれに右往左往する様子をぜひお楽しみください。

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